春の陽だまりの光の、言葉にならない尊さを表現しようと試みました。 早春の、桜の下にできた⼩さな陽だまり。 両腕を広げたくらいの大きさでしたが、私を包み込むかのようでした。
ー秋田楮を用いた小原和紙の半流し漉き
ー陽だまりの光に感じた諸要素で成る紙
ー自然との一体感に満ちた紙漉きの工程
ー紙、空気、光、人、全てが調和の中に
ー時の移ろいとともに表情を変える空間
ー空間から感じるままに、そこに在ることを試みる